武豊町町制60周年記念事業で明日8月22日午前9時15分開会で「TAKETOYOティーンズミーティング(子ども議会)」が開催されます。
私もはじめてのことなので、児童・生徒の意見を聞くのをとても楽しみにしています(^^)
■会場:武豊町役場 議場
■参加者:各小中学校代表3人(計18人)、武豊高校代表3人
■内容:子どもたちが武豊町の将来のまちづくりについて、語り合う場です。子どもたちの自由な意見・考えを行政・地域へ発信します。
武豊・ティーンズ・ミーティング 質問書(発表原稿)
武豊町立武豊小学校
1 「町長さんや議員さんはどんな仕事をしているのか」について
田中瑠姫議員
私からは、町長さんや議員さんがふだんどんな仕事をしているのかについて質問します。テレビのニュースで国会議員や市長などがよく出てきますが、あいさつをしたり会議をしたりしている場面が多く、それ以外にどんなことをしているのかあまり知らないので教えてください。
それから最近、議員の不正や議会でのヤジが話題になっていますが、そのような問題についてどう思っているのかも教えてください。よろしくお願いします。
2 「ほこらみね公園に遊具を設置してほしい」について
高木智貴議員
私からは、ほこらみね公園に遊具を設置してほしいという要望について言わせていただきます。
私の家の近くにある、ほこらみね公園には遊具がありません。ふつう、どの公園にも子どもが遊ぶための遊具があり、それを使って遊ぶために公園を利用する人が多いと思います。しかし、ほこらみね公園には遊具がないため、利用する人は多くありません。さらには、ほこらみね公園の付近に住む人でも、少し離れた遊具のあるかがり池公園まで足を運んでいるといった状況です。ほこらみね地区に住む人にとっては、遊具のある公園で近所の人と楽しく遊び、交流を深めたいと思っているはずです。それから、遊具で遊ぶことで子どもは成長していくと思います。遊具を使ってどのように遊ぶかを考えることで発想力や創造性、遊びの中で生きる力を育んでいくのです。
ぜひ、ほこらみね公園に遊具を設置してほしいです。よろしくお願いします。
3 「通学路にガードレールを設置してほしい」について
田中瑠姫議員
私からは、通学路のガードレールについて話をします。
子どもたちが安全に安心して登下校できるようにするには、通学路にガードレールが必要です。ガードレールを設置することで、車はスピードを落とし、歩道に進入するような交通事故を減らすことができるという効果が期待できます。
今、愛知県では、交通事故が多発しています。ガードレールを設置することで、少しずつ事故を減らせるはずです。また、武豊町では3A+1運動を行っています。さきほど私が言ったように、ガードレールを設置すると安全・安心に登下校をすることができ3A+1運動の活性化にもつながります。
以上のような理由で、通学路に積極的にガードレールを設置してはいかがでしょうか。お考えをお聞かせください。
4 「毎月10日を『ありがとうの日』にする取組」について
須田好香議員
私からは、毎月10日を「ありがとうの日」にするという取組について話します。
今、武豊町では広報で、交通事故ゼロの日を呼びかけていたり、交通少年団で地域の安全を呼びかけたりする取組を行っています。しかし、「様々なことに感謝をする」という取組についてはあまり行っていません。そこで、毎月10日を「ありがとうの日」にするという取組を行ってはどうでしょうか。
「ありがとうの日」には学校などで呼びかけをしたり、役場付近でのぼりの旗を立てたりします。そして周りの人や地域の人に「いつもありがとう」の一声をかけ合います。また、家庭では子どもが親のお手伝いをして感謝の気持ちを表したりします。この取り組みを行うことによって、知らない間にパッと口にしている「ありがとう」の大切さやうれしさに気付けるようになると思います。さらに、「ありがとう」がみんなを笑顔にできる大きなパワーをもっていることに気付くと思います。「ありがとう」のすばらしさを知り、「ありがとう」のバトンをどんどん渡していけるようになったらいいなと思います。毎月10日を「ありがとうの日」にするという取組について、お考えををお聞かせください。
武豊町立衣浦小学校
1 「野外活動センターを復活させること」について
石垣勇人議員
ぼくからは野外活動センターを復活させてほしいことについて質問します。
今年の3月に野外活動センターが閉鎖されましたが、野外活動センターでしかできないことがたくさんありました。例えば、バーベキュー・変わった遊具や自転車・山道の散歩です。ぼくは、変わった遊具や自転車で遊びたくてセンターに行ったことがありました。また、センターのデイキャンプを利用してイベントを行う団体もありました。センターを復活させることで、人が集まり、イベントも増え、明るく楽しい武豊町になると思います。
以上のことから、野外活動センターを復活させることについてお尋ねします。
2 「衣浦小学校前の横断歩道に信号機を設置すること」について
竹内将登議員
私からは、衣浦小学校前の横断歩道に信号機を設置することについて質問します。
衣浦小学校前の交差点は、交通量が多くとても危険です。ぼくはこの前、横断歩道を渡ろうとしたら車が勢いよく走ってきてぶつかりそうになりました。車を見て立ち止まったのでぶつかることはなかったのですが、とてもヒヤっとしました。また、学校行事でもあの交差点を渡ることがあるので、このままだと歩行者を絡んだ事故が起こる危険性があります。
また、運転する立場の人も、門を出るときには見通しが悪くとても危ないということを言っていました。実際に車と車が衝突する事故が起きたこともあるそうです。信号機があれば、僕のような歩行者も、車に乗っている人も、安心して交差点を通ることができると思います。信号機だけでなく、運転手に見通しが良くなるよう道路の角度を変えたり、電話ボックスの位置を変えるなどしたりすると、事故の数もヒヤっとすることも減ると思います。
以上の理由から、衣浦小学校前の横断歩道に信号機を設置することについてどうでしょうか。お尋ねします。
3 「武豊町の特産物のテーマパークを作ること」について
西堀桃花議員
私からは、武豊町の特産物のテーマパークを作ることについて質問します。
武豊町に、武豊町の特産物である「みそ・たまり」のテーマパークを作ってほしいと思います。テーマパークを作ることで、2つの効果が期待できます。
一つ目は、武豊のよさを武豊に住んでいない人に伝えられるということです。私たち武豊町民は、学校でみそ・たまりについて勉強します。そして、自由研究や総合的な学習の時間に発表し、地域の人に武豊の良さを知ってもらう機会があります。しかし、それだけでは武豊に住んでいない人には武豊の良さがなかなか伝わりません。テーマパークを作れば、いつでも他の地域からたくさんの人が来て、武豊のみそ・たまりが有名であることが伝わると思います。また、PRの方法の1つとして、ゆるきゃら「みそっしー」や「たまりん」を作ることで、武豊をより親しみやすい町にすることができると思います。
二つ目は、武豊に住んでいるわたしたちが、より武豊を好きになるということです。
テーマパークにクイズやゲームがあれば、子どもから大人まで楽しめます。小さいうちからみそ・たまりが有名であることを知ると、武豊がより好きになると思います。
以上のような理由で、武豊の特産物の「みそ・たまり」のテーマパークを作ることについてお尋ねします。
4 「武豊町内の時計の設置」について
石垣勇人議員
私からは、武豊町内の時計の設置について質問します。
武豊町には子どもたちが遊べる公園や児童館がたくさんあります。その中には時計のついていないところもあります。先日、楠児童館で遊んでいて帰るのが遅くなり、母に心配をかけてしまいました。児童館には外に時計がついていなくて、何時かわかりませんでした。特に夏は、七時すぎでも明るいので、時間の感覚がなくなってしまいます。帰るのが遅くなると、親にも心配をかけてしまうし、最近は不審者が出たという情報も聞くので危険です。時計があれば、時間を意識して行動することもできるようになると思います。
以上の理由から、武豊町内の子どもたちが遊ぶ、公園や児童館などへの時計の設置についてお尋ねします。
武豊町立富貴小学校
1 「東大高児童館のゴーカートの撤去」について
川辺璃桜議員
私からは、東大高児童館のゴーカート撤去について質問します。
以前、東大高児童館ではゴーカートに乗ることができました。ですが、突然それが無くなってしまい、外での楽しみが一つ無くなってしまいました。年齢制限があったので、当時、低学年だった人たちは「もう少しでゴーカートに乗れる!」と期待して待っていました。その人たちの多くは、無くなってしまったことにより児童館に遊びに行く機会も減っているそうです。
今、ゲームやインターネットの普及により、家の中で遊ぶ人が多くなっています。
そういう人たちが外で遊ぶようになるためには、外での楽しみがもっと多くあるべきだと考えます。外で遊ぶ機会が多くなれば、体を動かすことも多くなるので、健康な体作りにも繋がってくると思います。
以上のような理由で、東大高児童館のゴーカート撤去の理由を教えていただきたいと思います。
2 「浦島伝説の関連施設建設」について
籾山昌輝議員
私からは、浦島伝説の関連施設建設について要望します。
私が、武豊町と聞いたらまず思い浮かぶことは「浦島伝説」です。実際に竜宮神社、乙姫橋、浦島橋、負亀の松(おぶがめのまつ)、真楽寺(しんらくじ)にある亀の墓など、浦島太郎伝説にまつわる場所が武豊町にはいくつもあります。
私は、そういった浦島伝説を武豊町以外のいろいろな人たちにも知ってもらいたいと強く思っています。そのためには、浦島太郎伝説の関連施設が必要だと考えました。
子どもから大人までが、浦島太郎伝説について楽しめる・学習できる施設があれば、武豊町に訪れる人たちが増えるし、武豊の町全体も活性化してくると思います。また、武豊町に住む人たちにとっても、自分の町についてよく知れば、もっと自分の町を好きになる人が増え、「郷土愛」が深まってくると思います。
以上のような理由で、武豊町に浦島伝説の関連施設を建設することについてのお考えをお聞かせください。
3 「森田万衛門博物館建設」について
酒井 優 議員
私からは、森田万衛門博物館建設について要望します。
私は4年生の時、森田萬右衛門について学習しました。
森田万衛門は富貴村の村会議員として、森万新田とよばれる新田の開発をしたり、新しい農業の方法、「短冊型なわしろ」を取り入れたりしたことで、冨貴地区の発展に貢献してきました。また、萬右衛門は木曽川からの用水の必要性を訴え続け、生活に無くてはならない愛知用水の建設にも関係しています。
私は萬右衛門をよりくわしく知るうちに、「こんなすごい人が武豊にいたんだ!」と驚きました。今の武豊町があるのは萬右衛門のおかげと言っても言いすぎではないと思います。
そのような偉大な人物をよく知るために、萬右衛門の博物館があれば、より多くの人が武豊町の歴史を学べるのではないかと考えました。
自分の住んでいる町に興味をもち、その歴史を知るのはとても大切なことだと思います。郷土を親しむ気持ちをもつ人が多くなれば、将来、自分たちのふるさとを守ろう・発展させようという人が出てくるかもしれません。自分たちの郷土について、楽しく・より詳しく学べる場所があれば、武豊町はよりいっそう明るく元気な町になってくるはずです。
以上のような理由で、森田萬右衛門博物館を建設することについてどうでしょうか。
武豊町立緑丘小学校
1 「調理室をガスコンロからIHにしてほしい」について
内田裕香議員
私からは、調理室のコンロをガスからIHにするということについて話します。
調理室のコンロはガスコンロではなく、IHがいいと思います。5、6年生で調理実習を行います。初めて調理をする児童もいます。ガスコンロは火傷の心配があります。また、これから家庭でもIHが普及すると思うので慣れておいたほうがいいと考えます。その他に掃除の際もガスコンロは不便です。炒め物をしたとき、食材がコンロに落ちてとるに苦労しました。IHなら掃除もしやすく衛生的です。
調理室のコンロをIHに替えることについて、お考えを聞かせてください。
2 「子どもの事故、けがを防ぐために町がしていることは」について
渡邊 雅 議員
私からは、子どもの事故、けがをふせぐために町がしていることについて質問します。 子どもの事故、けがをふせぐために町がどんな取り組みをしているのか教えていただきたいと思います。学校でも様々な事故がおこり、けがをする児童がいます。事故は授業中や、放課などいつでも起こりえます。また、ふざけていて事故がおこることもありますが、反対に気をつけていても事故にまきこまれてしまいけがをすることもあります。 けがをすると、生活の中で不便がでてくることもあります。こういったことが町の中でもおこっていると考えます。町内における子どもの事故、けがの状況とまた、それを防ぐために町が取り組んでいることがあれば教えてください。
3 「町のバスを生活科のちょっとした見学等に貸してほしい」について
白井哲平議員
町所有のバスを生活科のちょっとした見学に貸して欲しいと思います。
2年生の生活科では、町探検・お店探検といろいろなところへでかけます。今は、徒歩で移動していますが、バスがあれば「探検」の範囲も広がると思います。また、4年生の社会ではクリーンセンター常武に見学に行きました。徒歩で行くのはとても遠くたいへんでした。暑い日は見学場所への移動で疲れてしまい、集中して見学や話を聞くことができなかったときもあります。移動がバスであれば、しっかりと見学し、学ぶことができると思います。
以上のような理由で、町所有のバスを生活科や社会の見学に貸していただくことはできないでしょうか。
4 「もっと街灯がほしい」について
渡邊 雅 議員
私からは、町内に街灯を増やしてほしいということを要望します。
武豊町には街灯が少ないと感じています。特に住宅地でも少ない場所があります。塾などの習い事で、帰りが遅くなり、街灯が少なく暗い道を通るとき怖い気持ちになりました。また、街灯が少ないとその場所の様子がよく分からないので不審者も増えると思います。街灯がないと、事件や事故が増えると思います。
いつでも自分の町を安心して歩けるよう、町内に街灯を増やすことについてお考えを聞かせください。
武豊町立武豊中学校
1 「熱中症対策で学校内に水飲み場を設置すること」について
稲垣陽太議員
僕からは、学校内に水飲み場を設置することについて質問します。
中学生は、毎日部活動に熱心に参加しています。僕も、バレーボールを一生懸命練習してきました。一生懸命に練習すると、大量の汗をかくので、水分を補給することを意識して練習してきました。春・秋は持参したお茶で十分足りるのですが、夏はそうはいきません。持参したお茶では足りず、飲んでいいものか分からない学校内の水道水を飲んでいます。実際、僕の所属していた部活動でも水道水を飲んでいました。
こんな状況なので、学校内に安全に飲むことができる水飲み場を作ってください。そうすれば、お茶が足りずに熱中症になる心配もなくなります。学校内に水飲み場を設置することについてお尋ねします。
2 「自習室の新設や土日の勉強会開催」について
加甲貫吉議員
僕からは、学習室について質問します。
僕たち中学生は、テスト週間や休日には町立図書館の学習室を利用しています。僕もよく学習室で勉強しますが、利用者が多く、朝早く行っても、満席で学習できない時があります。そのため、学習室を新しく設置してください。また、家庭で集中して学習できない人のため、勉強が苦手な人をサポートするために、土日に勉強会を開いてください。学習室や勉強会で集中して学習できる環境があると頑張れる人も多いはずです。僕たちはこれからも積極的に学習していきたいのです。そこで、学習室を新しく設置すること、土日に勉強会を開催することを提案します。この提案は、どうでしょうか。お尋ねします。
3 「町議会の政務調査費」について
加甲貫吉議員
先日、兵庫県議会議員の方が議員活動費、政務調査費の不正をはたらき、多くの公費が私的利用されました。税金によって成り立つ町財政は、できるかぎり倹約すべきであり、このような不正は許されるものではありません。平成25年度の『町政概要』を見ると、現在の武豊町議会の議員定数は18名でした。この18名の方が公費を用いてどのような活動を行い、議会にどのように生かされているのでしょうか。お尋ねします。
4 「携帯電話の使用時間」について
森山日向子議員
私からは、「子どもの携帯電話使用時間を決めること」について質問します。
現在、多くの中学生が携帯電話を使用しています。携帯電話には、連絡の取りやすさや防犯対策などの長所があります。一方、よくないこともあります。例えば、携帯電話を使用することに夢中になるあまり、睡眠時間が短くなっている人の話を私の周りでもよく聞きます。睡眠時間が短いので、授業中に居眠りをして学習に集中できなくなります。それだけではなく、生活習慣の乱れから体調を崩しやすくなります。
刈谷市では、このような問題を改善するために、携帯電話の使用時間を決めるという取り組みをしています。そこで、武豊町でも携帯電話の使用時間を決めるという取り組みをしてみてはどうでしょうか。お尋ねします。
武豊町立富貴中学校
1 「校長先生の思い」について
安田 萌 議員
私からは、校長先生について質問します。
担任の先生は、普段からよく接しているので仕事の内容が分かりますが、校長先生は普段どのような仕事をされているのでしょうか。また、朝の集いでは毎回興味を引くお話をしてくださいます。きっと、こんな人になってほしいという思いがあってのことだと思います。
校長として、どのような児童・生徒に育ってほしいと考えているのか教えてください。
2 「地震に対しての対策」について
藤原涼雅議員
僕からは地震の対策について質問します。
この辺りでは、近い将来M8以上の地震の発生する確率が60〜70%と言われています。自然の中で生きている私たちには避けられないことであり、対策を万全にしていなければいけません。
小中学校では、地震の対策として定期的に避難訓練を行っています。最近行った避難訓練では、けが人を想定した避難訓練も行いました。また、中学生は「助けられる人から助ける人になるように」と言われています。親が仕事の時には、弟や妹を小学校に迎えにいったり、地域の保育園児と共に避難したりすることも必要となります。そういう連携のとれた訓練が必要だと思います。
しかし、町全体として避難訓練は年に1回と非常に数が少ないです。その内容も町全体とはいえ、どのくらいの人が関われるようになっているでしょうか。けが人を運ぶ時には担架よりも車いすの方が運びやすいという話を聞いたことがあります。
どのくらいのことを想定した地震の備えがあるのか、地震に対しての対策をお尋ねします。
3 「みゆき通りの活性化」について
安田 萌 議員
私からは、みゆき通りの活性化についての意見をします。
明治20年武豊港で行われた陸海空軍合同練習を、天皇陛下が展覧されたことから「みゆき通り」と名付けられました。私は、武豊町が天皇陛下が来てくださるほど栄えていたことをみゆき通りの名前の由来から知りました。きっと、私と同じ人もたくさんいると思います。武豊町の発展していくのを見守ってきたみゆき通りの活気が失われていくのはとても悲しいです。
そこで、今のみゆき通りを活性化していくために、2つのことを提案します。
一つ目は、歩道の拡張です。
みゆき通りの歩道は狭く歩くにはとても危険です。広くすることで、私たち小中学生も自転車や徒歩で行きやすくなると思います。
二つ目は、イベントを増やすことです。
夏に行われている「みゆき通り祭り」には私も毎年行っています。夏祭りだけではなく、季節ごとにイベントを企画するのです。昔の遊びを体験できるようなイベントや武豊町の歴史を聞く会などみゆき通りを使って行うことで活性化がのぞめるのではないでしょうか。
4 「20年後どんな町になっているか」について
森田康提議員
僕からは武豊町が20年後どんな町になっているかについて質問します。
僕は武豊町のふれあい山車祭りなどの伝統や緑であふれている自然豊かで住みやすいところが好きです。だから、近い将来である20年後はもっと住みやすく活性化していてほしいと思っています。そこで、高齢化社会も進む近年において、車での移動販売や、他の市町村から人を呼び込むための楽しめるような施設を造ることが大切だと考えています。活気、緑、伝統にあふれ、若者が帰ってきて町を大切にしていこうと思えるような武豊町を僕は目指したいです。近い将来、20年後の武豊町がどんな町になっていると思われますか。お尋ねします。
愛知県立武豊高等学校
1 「町内小学校・中学校・高等学校の交流」について
天野 颯 議員
一つめの要望は、町内小学校・中学校・高等学校の交流についてです。
武豊町では、学校同士での交流が少ないように感じています。
現在、武豊高校では地域貢献事業として部活動交流を行っています。高校生が小学生・中学生に技術や練習方法を教えたり、合同練習をしたりしています。また、老人福祉施設の慰問なども考えています。体育祭では、近隣の保育園児が見学に来校して高校生と一緒に簡単な競技を楽しんでもらっています。しかし、学校同士のつながりを持つには、いささか積極性に欠けると思います。
そこで、私たちは、合同の清掃活動や、武豊町で行われるお祭りなどへの積極的な参加、他にも体育祭などでの交流会を提案します。
学校間での交流はなかなか難しいと思いますが、実現できた際には地域発展の重要な要素の一つとなると思われます。
2 「一人暮らしの高齢者宅への訪問」について
天野 颯 議員
意見として、一人暮らしをしている高齢者のご自宅への訪問(一人暮らし老人への声かけサポート運動)を定期的に行う必要があるということです。
近年一人暮らしの高齢者の孤独死が増加しています。さらに悪いことには、それらは死亡から時間がたってから発見される場合が多く、大変な悲しい問題となっています。これを予防するためには、定期的な訪問や地域の中での人と人との関わり合いが大切だと思います。それにより一人暮らしの高齢者の方が安心して、明るく楽しく暮らすことができ、また、地域が明るく活性化されるのではないでしょうか。
私たち高校生や中学生のボランティアとして、一人暮らしをしている高齢者のご自宅への訪問(一人暮らし老人への声かけサポート運動)も進めていきたいと思っています。
3 「町内無人駅対策」について
中野祐希議員
武豊町内の無人駅の対策について質問します。
JR武豊駅や名鉄上ゲ駅などが例としてあげられますが、最近聞くところによると、料金を払わずに駅から抜け出すという、いわゆる無賃乗車が問題となっているようです。無人駅ということもあり、こういった犯罪が露見することが少ないというのが現実です。これは立派な犯罪であり、許されざる行為です。また、何人もがたむろし、通行に不安を感じることもあるようです。
こういったことをなくし、誰もが安心して駅を利用できる工夫が必要だと思われますが、何か具体的な策はありませんでしょうか。
4 「ながらスマホ防止対策」について
中野祐希議員
続いての要望は、最近になり世間でも問題視されてきている“ながらスマホ”への対策についてです。スマートフォンが急速に普及し、それに伴って浮上してきた問題です。駅や歩道などでスマートフォンを片手に操作しながら歩き、歩行者との接触や、駅のホームに落下するといったたいへんに危険な事故が起きています。また、特に悪質なものは、自転車を運転しながらスマートフォンを操作する行為です。この場合、普通に自転車を運転しているときより事故発生の確率が大きく上がり、相手に大きなけがを負わせてしまいます。ながらスマホ以外にも音楽を聴きながら自転車を運転することも同様に危険な行為となっています。
このような危険な行為に対しての対策を早く立てるべきだと思います。
私たちはこれに対する対策として、生徒会から全校生徒への呼びかけをしっかりして、ながらスマホをなくす努力をしてしていきたいと思います。また、武豊町にもポスターやのぼりなどを用いた注意の呼びかけを提案します。駅のホームや横断歩道近くなどに重点的にポスターやのぼりを設置し、注意を喚起するのがよいのではと考えます。
5 「コミュニティーバス“ゆめころん号”の本数の増発」について
谷川矢佳議員
最後の要望は、武豊コミュニティーバス“ゆめころん号”の増発についてです。
100円で武豊町内を移動できるということもあり、武豊町民の多くが利用していますが、利用本数が少ないように思います。時刻表を見るといくつかのルートがあり、午前午後の本数は各3本ずつとなっています。しかし、通勤通学の時間に合うバスがないようです。せっかくのものなので、この時間帯に合わせて増発すれば利用者も増えると思います。武豊高校生にとっても、真夏・真冬や雨の日などにはとても助かります。
“ゆめころん号”はたいへんに便利な交通機関であり、町の活性化にもつながっていると思います。これを機に本数を増やし、さらなる武豊町の活性化に努めてみてはいかがでしょうか。
以上が児童・生徒の質問要旨です。